天竜川水系が「世界遺産」に?!
地元静岡文化芸術大学の公開講座「東南アジアを知る」のひとつ「東アジアと日本ー芸能の視座から」を受講したときのことです
正直なところ、「えっ、本当?」と怪訝な顔をした私です
民俗芸能を分類すると![]()
1.神楽(巫女神楽・採物神楽、出雲流神楽、伊勢流神楽、獅子神楽)
2.田楽(田遊び・田植踊り、御田植神事、田楽躍)
3.風流(神遊び、太鼓踊り・風流獅子舞、念仏踊・盆踊、小歌踊、作り物風流・行列風流・動物風流など)
4.語り物・祝福芸(巫女祭文、千秋万歳・春駒など、平曲・幸若・題目立・説経・浄瑠璃など)
5.渡来芸・舞台芸(伎楽(獅子舞など)・舞楽・散楽など、延年・能・狂言・人形芝居・歌舞伎)
なんとこの大きく5つに分類される民俗芸能が、この天竜川水系にすべて存在するというのです ![]()
このように多様な民俗芸能が、全て網羅される地域というのは全国的にも珍しい…それが「世界遺産」に匹敵するということらしい
講義をして下さったのは、静岡文化芸術大の須田教授で、今後も折りに触れてこの提言を続けていきたいとおっしゃっていました
なんて誇らしい、なんて素晴らしい提言でしょう![]()
さて代表的な芸能はなにかと言えば![]()
神楽ー遠山霜月祭(長野・南信濃)、霜月神楽(愛知・設楽郡)、花の舞(静岡・佐久間)、花祭(愛知・設楽郡)
歌舞伎(地芝居・農村歌舞伎)ー大鹿歌舞伎(長野)、横尾歌舞伎(静岡・引佐)、浦川歌舞伎(静岡・佐久間)、雄踏歌舞伎(静岡・雄踏)、湖西歌舞伎(愛知・湖西)…このほか、引佐井伊谷や細江、水窪、浜北大平、浜松滝沢、浜松都田などに農村歌舞伎舞台があったという
人形芝居ー黒田人形(長野・飯田)、今田人形(長野・飯田)、早稲田人形(長野・下伊那郡)、古田人形(長野・上伊那郡)など。記録上、伝承上の人形座を含めると、伊那地方には30以上も存在したという、まさに伊那は人形芝居の里と言えます。
田楽系ー静岡(水窪西浦、天竜神沢おこない、天竜懐山おこない、引佐寺野おこない、引佐川名ひよんどり)、愛知(設楽田峯、鳳来大林、鳳来門谷、鳳来黒沢、設楽東栄古戸)、長野(新野雪祭)
舞楽系ー静岡(森町一宮・小国神社、森町天宮・天宮神社、森町飯田・山名神社)
念仏踊り系ー静岡(遠州大念仏、滝沢放歌踊り)、愛知(鳳来町のほうか、新城・大海のほうか、設楽郡・田峯念仏踊り)
以上は公開講座のレジメより抜粋した資料です(須田教授の了解の元掲載しています)
私が実際目にしたのは、1の神楽の中、遠山霜月祭りです。その内容はまた次の機会に紹介するとして、その湯立祭りの雰囲気だけでも画像でお楽しみください。








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