お正月料理(1)
1月9日は、金ぴら様で村の青年がお宮に集まっておこもりをし、番茶で炊いた御飯をたべる。
1月11日は、鏡開き、お供え餅を手や木槌で割って、お汁粉やお雑煮にする。またこの日は蔵開き日でもある、そして田打講(打ち初め)の日でもあるので、家の主人が、日の出前に田に行って、その家の男1人3本のすすきの穂(笹竹や男松)に御弊をつけて、堀り起した3株の山にさして、干し柿や餅、お洗米を供えて豊作を祈る。
1月12日、水神講、水の神におむすび、煮〆、酢の物、等供えて、お経をあげる。
1月14日、年神様、わら縄2本を両方にしばって、その上に板をのせて、お神酒、お洗米、里芋12個、大根2本、人参2本、鯛(鮒)を供えて家内安全を祈る。

またこの日は、どんどん焼の日でもあり、長新竹に、わら束を巻きつけ、上の切り口には松の枝を立てて、さるぼぼや小だるまをつけ、真中の松の先にはおかめの面を両側につけて、わら束には書きぞめや絵等をつけて、お正月飾りやダルマ等積み上げて、和尚のお経と共に燃やす。昔養蚕の地域ではまゆ玉を用いたそうだが、一般には花飾を柳の枝につけ、床の間に飾って赤飯を炊いて男の子の元服を祝ったところもある。
どんどん焼きの火で花餅を焼いて食べると無病息災といわれている。
(魅力ある山里の暮らし:今村純子)







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