マスタープラン

団体組織

  • NPO法人
    (特定非営利活動法人)
    雲を耕す会

    (事務局)
    〒433-8105
    静岡県浜松市北区
    三方原町447-23
    TEL/FAX 
    053ー436-5221

« 2011年6月 | メイン | 2012年5月 »

2011年10月

2011年10月21日 (金)

秋葉街道 2

52_5秋葉寺 山門
庶民は白装束に身を固め,秋葉常夜燈を頼りにひたすら秋葉総本山を目指した。掛川から茶の香りをかぎながら森町へ出る。森町は次郎長一家の石松で有名だが,歴史を感じさせる静かな町である。町並みは鍵の手になっていて,車には不便だが,歩くのにいい。いかにも老舗といったお茶屋さんに寄ると,美味しいお茶を出してくれた。「この町は気のいい人ばかりでね」と女将さんがいう。茶箱が積んである横には,建て替え前のお店の写真が飾ってあった。なかなかの店構えだ。それもあってお茶を買ってしまった。
40
 
 
古い店ばかりかというと,ドイツ仕込みのハムやソーセージを売る店があったりする。すぐ前のお味噌屋さんの味噌がまた美味しくて,近くのお菓子屋さんの梅衣も小さな城下町によく似合う。
天浜線の森駅から一つ目の一宮駅には百々屋という蕎麦屋がある。暖簾を上げるまもなく打ち止めになってしまう。手打ちだから注文に応じきれない。
昔は,森から秋葉山までけわしい道のりだった。秋葉街道といっても人と馬が並んで歩くのがやっとで,すれ違うのもままならなかった。旅人は秋葉常夜燈を頼りに秋葉道をのぼっていったのである。