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2008年3月

2008年3月31日 (月)

「森の人」を守る活動

夕べテレビで「地球デイスペシャル 消えゆく命の物語」という番組を観ました

それは、インドネシアのボルネオ島で、絶滅の危機を迎えているオランウータンの赤ちゃんを救い、育て、森に帰す活動をしているNPO法人BOS(リンクは日本のBOSのサイト)を取材したもの

BOSは1991年1月以来、ペットとして捕まえられたり、山火事で親をなくしたりした400頭以上のオランウータンを森に戻すことに成功しているそうです

「森の人」とも呼ばれるオランウータンは、まさしく森を守り育てる動物

何故守らねばならないのか?それはサイトにこう説明されています

  オランウータンはボルネオとスマトラの熱帯雨林の広い範囲に棲息しています。オランウータンたちは大変多くの種類の果実や葉を必要とします。しかも、人の手が入らない森が必要なのです。
 オランウータンの生存数は熱帯雨林の生態系の健全度を表すバロメーターです。現地語で「森の人」とも言われているように熱帯雨林に欠かす事のできない動物です。特に、彼らは植物の種子を蒔く役割を持つ、まさに“森を作る人々”であり、森林を維持・発展させるために欠かせないからです。
 オランウータンが元気に棲息できることは、熱帯雨林も健全に繁茂していることを意味しています。

密漁や森林破壊がオランウータンの減少の原因です

森の中で育つ動物や植物が元気に育っていける環境を作ることは、健全な森に育てることにも繋がっています

番組を観て、この団体の取り組みに感動し、また悲しい現状に翻弄されるオランウータンの赤ちゃんたちにかなしさを覚えました

森を守ること…いっぱいの陽光がふりそそぎ、風が吹き渡り、そこで生きる動植物たちが元気に暮らして行ける場所にすること

遠いインドネシアの熱帯雨林に起こっている悲劇に、事情は異なっても、私たちの近くの森も、私たちの手でなんとか再生していかなければならないと痛感しました

世界中で森が壊れていく今…その前になんとか再生の道を探っていきましょう

2008年3月12日 (水)

セラピーの森

高校時代冨士の樹海近くを旅しました

何人ものひとを深い森の中へ吸い込んでいるというその暗い樹海

入り込む勇気はなくて、外からこわごわ眺めていました

森は怖いものだと…その時思いました

でも時が経ち、その怖さは懐かしさに変わっています

心に深い傷を負った人たちを森は癒してくれるのだと…そう実感しています

田口ランディさんの本の中にこんな一節を見つけました

 森へはいると、まず深呼吸をする。Forest_2

 うす緑色のくうきを胸いっぱいすいこんで、そしてはきだす。

 からだのなかにつまったいろんな思いも、いっしょにはきだす。

 おかえり、よく来たね。

 そう言って、森の木々は葉を揺らす。

 悲しい思いを浄化して、清々しい酸素に変えてくれる。

 もっとたくさん、はきだしていいんだよ。

 すって、はいて、すって、はいて。

 わたしは呼吸で、森とつながっている。

           (田口ランディ「いつか森で会う日まで」より)

いろいろなことが私たちの心を疲労させ、そして時に傷つくことさえあります

大人だけでなく小さな子供たちの心も不安定に揺れています

癒しの森が近くにあったら、安心して迷い込める森があったら

どんなにいいでしょう…そう思いませんか?

2008年3月 3日 (月)

夢の森への試み

Eyes0296_3 最近某新聞の日曜版の中の「仕事力」という欄を楽しみに読んでいます

ここ4週間の執筆者は、私の屋久島への憧れのきっかけとなったC・Wニコル氏

森の再生の必要性、森が育てる心などについて、飾らないことばで語りかけてくれています

今回のコラムは主に「生きている森は子供の閉じた心を開く」という内容でした

純粋で無垢な子供たちは、かつてあちこちで元気な声をあげていたはずです

それがどうしたことでしょう?日本が豊かになればなるほど、様々な形で傷つき、病み、心が固く閉じられてしまっている子供たちが多くなってきています

そんな子供たちの心を再び開かせる、素敵な森を作ろうという呼びかけです

「日本の森を再び野生動物の住める豊かな森にしたい」という強い願いを持って活動している氏の言葉は大変説得力のあるものです

氏は長野県黒姫で、「C・W ニコル・アファンの森」という財団を立ちあげ、「アフォンの森」という小さな森を育てています

この小さな森は、たくさんの人の努力で確かに変わっていっているようですごいなあと思いました

「この小さな森と同じことが日本中の森で起きてほしい。100年後にどんな森になっているのかが大変楽しみだ。」とは氏の言葉です

財団のサイトを覗いてみてくださいgoodhttp://www.afan.or.jp/

夢の森を垣間見ることができますよ

そしてそれが現実になっている様子を見ると

私たちも、私たちの近くの森を蘇らせるためにがんばらねばと力をもらえます