ハチドリのひとしずく…いま私にできること
小さな力が集まって、大きくなる…
そう言っても無理に決まっている、時間の無駄だよとかいう想いが頭をかすめるかも知れません。
でも、想い出して下さい、絵本の「スイミー」を。
あの小さなスイミーが沢山集まって大きな魚になって、一匹ではひとたまりもない宿敵から身を守るのです。あの力強い姿は何度見ても感激してしまいます。
このスイミーと同じように、勇気あるそしてけなげな小さな森の住人の、ある感動的な物語を耳にしました。それは「ハチドリのひとしずく」というお話。
これは、南米のアンデス地方ケチュア族に伝わる話を、明治学院大学国際学部教授で、環境=文化NGOナマケモノ倶楽部主宰の辻信一さんが訳した短い話です。今、この短い話に世代を超えた多くの人が感銘を受け、ジワジワと共感の輪が広がっているそうです。
森が燃えていました
森の生きものたちは
われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは、いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落として行きます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていつたい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディは
こう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
(監修 辻信一 光文社刊)
ほんのひとしずく…でもそのひとしずくが集まれば、アンデスの森の火を消せる時がくるかも知れないのです。
自分のできることは何か?を考えてください。ほんの小さなことでもいいのです。先ずは始めることです。そして、その歩みの先には必ず光が射してくることを信じてください。
あなたのひとしずく…それはほんの一歩から始まります。








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