疲れたら…森の中へ
そんな厳しい季節に、遠い南の島、屋久島の縄文杉に会いに行ったという、知人からの便りが届きました。それは屋久杉の森で「木の気」を貰い、元気になったという嬉しい声でした。
生きているとそれだけで悩みが生じ、知らぬ間に疲れが堆積していきます。そんなとき森に出かけると、悩みがすっと消えていくのは不思議です。
以前、森の不思議な力のひとつ「フィトンチッド」の話をしました。これは植物から出される揮発性物質ですが、森にはそんな科学的成分だけではない不思議な治癒力を秘めているようです。
木は、その梢を真っ直ぐ天に伸ばしています。木というものは天に通じていて、そこから宇宙の気を集めて地面に送っているから、木の幹に手を触れると、宇宙の気をもらえるのだという人もいます。
これが真実かどうかわかりません。ただ、私たちが生きるために食べるということは、いわば植物や動物の「いのち」を頂くことで、「いただきます。」という言葉は自然への感謝の気持ちの現れです。自然を敬い、自然に感謝する…忘れていたこの気持ちに気づかされるのが、森の中かも知れません。
忘れていた気持ちに気づき、素直な気持ちを取り戻せる森の不思議な生命力に会いにいきませんか?
朝早くから蝉時雨が激しいこの頃です。疲れたあなたを静かに待っている沢山の木がいることを思い出し、あなたの近くの森へ足を伸ばしてみましょう。








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