秋の風はもう吹いていますか?
強い夏のバトンを受けて、走り出したのは優しい秋。
まだその入り口に立ったばかりだというのに、きょろきょろと秋の顔を捜してしまいます。私たちの住む町にも、秋の匂いの風が吹き始めました。
森の奥、木々を揺らす風はどんな姿をしているんでしょう?先日秋の風を表わす言葉を調べてみました。日本語は本当に素晴らしいですね。いろいろな顔の秋を一言で表現してくれています。その中のいくつかをピックアップしてみました。
青北風(あおきたかぜ) これが吹くと空や海が青くなるとか…
秋の声(あきのこえ) 物寂しく、秋の詩情や情感を感じさせる風
色なき風(いろなきかぜ) 中国の五行思想で白を秋に配置することからそう言われるそう
荻の風(おぎのかぜ) 荻の葉を揺らす風。その葉がそよぐ音から「荻の音」とも呼ばれる
金風(きんぷう) 中国の五行思想で、万物組成の5つの元素の1つである金は、秋や西であるという考え方によるもの
秋声(しゅうせい) 木の葉が舞い落ちる音を添わせながら吹く秋の風
初秋風(はつあきかぜ) 秋を感じさせる初めての風で秋到来を告げる
悲風(ひふう) 寂しく、悲しげに吹く風でその響きを指すこともある
鷹風(ようふう) 鷹が秋風に乗り雲より高く勇壮に飛ぶ様子をイメージしたもの
烈風(れっぷう) 秋になり、葉を切り裂くように烈しく吹き渡る強風
軽やかなもの、清清しいもの、艶やかなもの、寂しげなもの、激しいもの…秋の風には実に様々な顔があることに驚かされます。それは季節の移り変わりに従って変わっていくからかも知れません。
森の中は、今どんな風が吹き渡っているのでしょう?風と対話しながら、森も少しずつその姿を変えていきます。夏から秋へ、そして秋からつぎの季節へ…。







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