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森の動物

2008年6月 9日 (月)

森の動物たちの嘆き

本来森の中で生きているはずの動物たちが、その森の生態系の崩れから、餌を求め、人里まで降りてくるという話を最近よく聞きます。

人に危害を与えるということで、殺される動物たちも多いのです。

人と動物はそれぞれの生活圏を守って、その豊かな自然の中で長い間共存してきました。何故こんなことになったのでしょう?それは人間の傲慢からなるものです。気づかない内に、人間はその自然を壊してきました。そして気づいた時には、元の自然に復元するのに膨大な時間を要する事態に至ってしまったのです。

 自然界では、その生態系のなかで、様々な植物が、見事にバランスを保ちながら共存しています。その中の1種類でも生物がかけると生態系のバランスはたちまち崩れ、森は崩壊に向かっていくのです。 

 森が昔のような強い自然を取り戻せば、動物たちの餌も増え、植物たちも生命力溢れて生きていけるでしょう。本来の生態系を取り戻した森と、そんな森の隣にもうひとつ、人間が足を踏み入れることができる、光溢れる森を形成できたらどんなにいいでしょう。その森の活用で持続可能な林業が復活し、人間社会も生き生きと輝きを取り戻すことでしょう。

Dsc05435 6/7(土)愛知県四谷の千枚田で「みんなで灯そう千枚田」というイベントがありました。山深い棚田…田植えの終わった沢山の田ひとつひとつに竹筒が置かれ、その中にロウソクの明かりが灯され、それは幻想的なイベントだったそうです。この棚田も沢山の人によって支えられ、大切に残されています。ひとつひとつの灯りにこめられた想いが伝わってくるようです。

森の中に棲む動物や植物、森の周りに住む私たち人間…それぞれが共存していけるような生態系に戻すために、私たちもひとつずつでも灯りを灯していきたいものです。

2008年3月31日 (月)

「森の人」を守る活動

夕べテレビで「地球デイスペシャル 消えゆく命の物語」という番組を観ました

それは、インドネシアのボルネオ島で、絶滅の危機を迎えているオランウータンの赤ちゃんを救い、育て、森に帰す活動をしているNPO法人BOS(リンクは日本のBOSのサイト)を取材したもの

BOSは1991年1月以来、ペットとして捕まえられたり、山火事で親をなくしたりした400頭以上のオランウータンを森に戻すことに成功しているそうです

「森の人」とも呼ばれるオランウータンは、まさしく森を守り育てる動物

何故守らねばならないのか?それはサイトにこう説明されています

  オランウータンはボルネオとスマトラの熱帯雨林の広い範囲に棲息しています。オランウータンたちは大変多くの種類の果実や葉を必要とします。しかも、人の手が入らない森が必要なのです。
 オランウータンの生存数は熱帯雨林の生態系の健全度を表すバロメーターです。現地語で「森の人」とも言われているように熱帯雨林に欠かす事のできない動物です。特に、彼らは植物の種子を蒔く役割を持つ、まさに“森を作る人々”であり、森林を維持・発展させるために欠かせないからです。
 オランウータンが元気に棲息できることは、熱帯雨林も健全に繁茂していることを意味しています。

密漁や森林破壊がオランウータンの減少の原因です

森の中で育つ動物や植物が元気に育っていける環境を作ることは、健全な森に育てることにも繋がっています

番組を観て、この団体の取り組みに感動し、また悲しい現状に翻弄されるオランウータンの赤ちゃんたちにかなしさを覚えました

森を守ること…いっぱいの陽光がふりそそぎ、風が吹き渡り、そこで生きる動植物たちが元気に暮らして行ける場所にすること

遠いインドネシアの熱帯雨林に起こっている悲劇に、事情は異なっても、私たちの近くの森も、私たちの手でなんとか再生していかなければならないと痛感しました

世界中で森が壊れていく今…その前になんとか再生の道を探っていきましょう