ある日森の中 Feed

森の中の親子

4月の丘は緑がまぶしい。風が光り,木々が笑っている。丘の坂道を三人の子供たちがはしゃぎながら登ってくる。一つの花を摘んでは跳ねて踊り出す。もう一人の子が同じ花をさがして,辺りを見渡す。その真剣な眼差し,その仕草。母親は黙って後を着いて行く。ルノアールの『草むらの坂道』に描かれている情景を思い出していた。

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緑の中で,花のように揺れているあの赤いパラソル。

 わたしは丘を下る。しばらくして振り返ると,子供たちの声が風に乗って,ずいぶん高いところから聞こえてきた。緑の中の親子は,何であんなに幸せそうに見えるのだろう。

Hana

             

大津愛梨さん 国連食糧農業機関(FAO)の模範農業者賞を受けた

 

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阿蘇の牧野で採った草発電の事業化や、木質バイオマス燃料の普及活動に取り組んで15年。太陽光で充電する自宅は、昨年4月の熊本地震の直後も電気を使うことができた。「エネルギーを地域で自給しなければ」。さらに意を強くしている。

東京で育ち、農家の後継ぎの耕太さん(42)と慶応大で出会い、結婚。ともにドイツ留学で農村の景観保全を学び、帰国後は夫のふる里、熊本県南阿蘇村に戻った。「子育てするなら」と自分から促した。4人の子育てに追われつつ、農村の将来を見据える。

 2013年に阿蘇が世界農業遺産に選ばれた国際会議で発表者を務めて人脈を広げ、地震後は農業と観光を融合させる団体を結成。農産物を食べながら回遊するバスや、畑を使って楽しむ豪華なキャンプなどを試行。今夏には、食料と電力を備蓄した避難所にもなるカフェもオープンした。

 地域の活性化を牽引(けんいん)する活動が評価され、今月、FAOアジア・太平洋地域事務所から模範農業者賞に選ばれた。

 30戸の集落で後継ぎがいる農家は他にない。「農村の人口流出は世界的な問題。阿蘇にはそれにあらがう魅力がある」。10人以上を阿蘇にIターンさせ、さらに夢を広げる。

 「次世代を担う子を、のびのび育てる場もつくりたい」

 朝日新聞 10月25日 朝刊「ひと」より

木洩れ日コンサート

『木洩れ日コンサート』 木下恵介記念館 10月1日
今年は「いのちの奇跡」をテーマにプログラムが組まれました。

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第1部
昭和20年6月18日、戦火の中、逃げ惑う人々を抱きかかえるように迎え入れてくれた池川邸。どれだけの人が命を救われたことでしょう。浜松の中心地にありながら、戦災に遭うことなく生き延びた池川邸こそ奇跡です。
森山雪子さんの構成する室内楽に乗せて、原田靖子さんの朗読が胸の奥深くまで響いてきました。音楽の力はすごいです。...

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第2部
ポルムベスクのバラーダはビロード革命の端緒となった曲です。ルーマニアのシギショワラの広場で聴いたヴァイオリンの調べに泣きたくなるほど感動しました。こんなにも哀切極まりない曲は聴いたことがありません。
この日、ヴァイオリン奏者、山村妙子さんの演奏したバラーダは、あの日あの時を見事に再現してくれました。バラーダは人々を勇気づけ、冷戦の終わりを告げることになるのです。
砂子園枝さんのフルートが鳴り響くと、音楽が天から降ってくるというのはホントだと思いました。
小さな会場でしたが。音楽はどこまでも広がっていくような気がしました。深い感動を共有して皆さん幸せそうでした。

かくれみのの木

「かくれみのの木」の張り紙。先が分かれていないもの、2つに分かれているもの、3つに分かれているのもが同じ木につくそうです。

この色々な葉がつく木といえば、「ササフラス」。 絵本「ロバのシルベスターとまほうの小石」の中にも登場します。お母さんがつくるお弁当の中にササフラスのサラダというのがあるのです。

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かくれみのの木と仲間かな?と思ったら

ササフラスはクスノキ科ササフラス属。

かくれみのの木はウコギ科カクレミノ属。

だそうで、特に近い仲間というわけではないみたいでした。

先が分かれる木ってけっこういっぱいあるんですねー。

Big World, Small Planet:

小山修三先生から

こんな本を読みました: J. Rockström & M.Klum  2015 "Big World, Small Planet: Abundance within Planetary Boundaries", Yale University Press】

著者のロックストローム氏は2015年コスモス国際賞(国際花と緑の博覧会記念協会)の受賞者である。このタイトルを思い切って意訳すれば「地球を守ろう」だろうか。いま人類は資源を使いすぎている。そうなったのは人間のよりよい生活へのあくなき欲望にほかならない。危機的要因のうち、とくに炭酸ガス、窒素、メタンの漏出の大きさはいつ滅亡という事態がおこっても不思議ではないという(著者はこのままではあと30年しかもたないといっている)。

本書を起筆した原因は2009年コペンハーゲンで開かれた地球温暖化防止条約会議(COP)で参加国(とくに経済大国)のエゴがぶつかりあって、なんら意義ある合意がえられなかったことへの反省からきている。一委員として参加していた著者はそれでも「今なら遅くはない」、「方法はあるはずだ」、「やるべきことは何」か、と前向きに意見を展開していて大変説得力がある。共著と書かれているクルム氏は映像を受け持ち、その効果は抜群である。

著者は49歳、選考委員会で示された講演の映像はルックス、スタイルがよく、まるでテレビ・ショーを見ているようだった。「カッコいいねー、こういう形で一般大衆に訴える新手だねー」と隣に座っていた鷲谷いづみさんと話した。鷲谷さんは意外にもキャピキャピ感をもっていて、東大をやめて暇になったはずなんだから(そうでもないか)彼女にこの本を翻訳してもらうといいなと思った。

小山修三と千里の森さんの写真

桶ケ谷沼のベッコウトンボ

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暖かな日差しの桶ケ谷沼、日差しも良さそうなので久し振りに上がってみました。春の沼景!そして昔の観察場所・西の入江の写真です。

 久し振りに晴れました!気温も上がり23度程になり、ベッコウトンボなど喜んでいるのでは・・!といました。トンボ生息池付近だけで目視で13頭。少し色づき成熟しかかった♂、未熟が沢山いました。今朝羽化したのかな?

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今村 信大さんの記事より

 

秋葉古道を歩く会 ~大井地区の遺跡を訪ねる~

11月2日、「秋葉古道を歩く会」第2段として、今回は秋葉山より約10キロほど北の大井地区を歩きました。

20名の会員らと9:00に竜頭山平和(ひらわ)登山口からスタート。
今回も道案内と詳しい説明をしてくださったのは、「よみがえれ秋葉古道の会」世話人の近藤さん。そして会のスタッフの金原さんも私たちの山行の支援をしてくださいました。
前回の下社から上社までのコースに比べ、全体の標高差は少ないものの、いきなり急登が始まりました。雨上がりの湿った険しい道を、滑らないよう細心の注意を払いながら、一列になって歩いて行きました。

最初に目にしたのは久根鉱山の火薬庫跡です。3棟の火薬庫の間には、万一の爆発の時、隣の火薬庫に影響を与えないよう土塁が築かれていました。この火薬庫は銃砲の弾薬庫として現在も使用されているそうです。

(※久根鉱山・・・銅,鉄鉱山。享保 16 (1731) 年から採掘され,1971年閉山。明治後期から大正期にかけて硫化鉄鉱山として日本一の地位を占めた)

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近くには当時の鉱山技師たちの住居跡もありました。今はこけむした石垣が残るのみです。一体どれくらいの人がここで生活をしていたのでしょう。そんなに遠い昔ではない当時に思いが及びます。

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さらに進むと、木々の間にレンガ造りのりっぱな火薬庫が現れました。これは、足尾銅山の火薬庫とよく似ていて、歴史遺産として価値があります。何とこの火薬庫は、最近になって金原さんが発見したとの事で、まだまだ秋葉古道には古の遺跡が眠っているかもしれません。

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次の目的は芝地蔵ですが、その行程は今回の一番の難所。人ひとりがやっと通れる崩れそうな道を歩き、尾根に出たときはほっとしました。

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少し山を下ると、大きな杉の木の根元にかわいらしいお地蔵さんがありました。このお地蔵さんは発見当初、台座のみしかなく、近藤さんが近くを掘ったところ、頭と胴体がバラバラの状態で見つかったそうです。

残念ながら、そのお顔は風化して表情を見ることはできませんでしたが、きっと旅人の安全を祈って優しく微笑んでいたのだと思います。

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広い場所を見つけ、和気あいあいと昼食を食べた後、行者様に向かって出発。

細い道をしばらく行くと石畳の参道があり、うっそうとした木々の間に石の覆屋がひっそりとたたずんでいました。

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覆屋内には役行者(えんのぎょうじゃ=(役小角(えんのおつね)、修験者の祖))が祀られていました。

傍らには2つの石仏があり、一つは「馬乗り馬頭」で糸魚川から掛川間の街道で唯一のものだそうです。

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スタートから5時間余り、森の精気をいっぱい浴びて体は疲れても心は元気になった気がします。今回も近藤さんの詳しい説明と金原さんの優しい配慮で無事に楽しく「秋葉古道を歩く会」を終えることができました。

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険しい秋葉古道を歩きながら、往時の旅人の健脚ぶりに驚かされると同時に、多くの人に秋葉古道を再発見して、もっともっと知ってほしいと思いました。




3000mから見た月食 

7  穂高行 熊野景介

①ガスの切れ目に前穂高岳(3090m)が一瞬顔を出しました。 
②大自然の不思議と云えば、今回皆既月食に標高3,000mの穂高岳山荘で遭遇しました。地球に隠された月があんなにきれいな黄金色であったこと、暗転幕に冴え渡る満天の星と天の川に飾られた眩いその夜空、袖にどっしり穂高の山々、素晴らしい夢の舞台でした。
地球の陰で黄金食になった月 19:35
皆さんは地球のどこかでどんな色の皆既月食を見ましたか。暖かい色 秋の色 恋の色 それとも無色かな7_3
③月食の次の朝 笠ヶ岳に沈む満月

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森で出会った小鳥

いつも飯田計さんが送ってくれる森の小鳥たちの写真。

① フクロウ ② コゲラ ③ カワセミ

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森は人の心に通じる

『心』って森林(もり)と同じだなと思います。
森林は、植樹・下刈・枝打ち・間伐・主伐と手入れを続け豊かな森になっていきます。人の心が人との出会い、恋、別れ、結婚とかを繰り返しながら豊かになっていくように。
肥沃な心の森なら育ち易いが、荒れた土地なら育ち難い。林業って自分自身の心を育てるのと同じ作業なんですよね。林業を通し常に自分の心を豊かにし、実りのある心の森にしていきたいです。掛川森林組合FBより

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