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2011年3月17日 (木)

SATOYAMAイニシアティブ総会に参加して(報告)

3月10-11日「SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ」の総会及び公開フォーラムに、我が雲を耕す会の代表として参加、その中で、活動紹介の発表を担当いただいた菅野副理事長からの報告が届きましたのでご紹介いたします。(詳細はこちらの記事をご覧ください)

参加が叶わなかった会員の皆様に少しでも概要が伝わればと思います。各国の参加者のエネルギッシュな想いに触れ、また世界の現実も知り、ある種カルチャーショックのようなものを受けた様子がお分かりかと思います。また更に我々の進む方向にも影響を与えてくれた今回の総会への参加は有意義なものであったと言えるでしょう。

(以下、菅野さんの参加報告ですdownwardleft

 会の名称「雲を耕す会」の説明に際して、「道元禅師の漢詩から自然との調和の象徴としてつけたのが会の名前だ」と紹介しますと、さすがにSATOYAMAに興味を持つ人たちですね。
会場の中から好意的な反応がありました。
 その後のランチで同席した、カトマンズ大学やサラエボ大学の先生、ナイジェリアのNGOの若者からも良い反応を感じました(英語がよくわからず雰囲気だけですが)。

 他のCollaborative Activities は押しなべて調査研究や政策方針の類が多かったのですが、印象的なのは、政府よりも非政府組織(NGO)の発言力の強さです。彼ら、彼女らが、どうやってサラリーをもらっているのか不思議でしたが、SATOYAMA活動に命を燃やしている人たちでした。特に、アフリカやアジアの途上国の人たちの発言の中から感じたのは、SATOYAMAイニシアティブの目的が貧困撲滅と先住民文化の尊重にあるという正義感でした。

 これまでのところ、私はじめ国内のNPOのSATOYAMA活動の趣旨は、生物多様性保全という「偽善的臭い?」すらするものがほとんどですが、途上国の人たちの熱い語り口からは啓発されるものがありました。

 日本に生きていると、人間の活動も自然の中の一つであるという感覚は、日本人が多少とも共有する「八百万(やおよろず)の神」的文明感から、ごく普通に出てくるように感じるでしょうが、他のアジア途上国やアフリカの人たちにはこの感覚が感動的に新鮮だったようです。 特に欧米の植民地的プランテーション文化が根付いてしまっているからか、アフリカやスリランカなど南アジアの人たちのSATOYAMAを見る目は、夢と希望に溢れていました。

 環境省の友人から受けた説明では、SATOYAMAイニシアティブに対しては、WTOの場で反対意見が出されたほど、つまり、大量生産、環境酷使的な大規模農業生産とその輸出入貿易経済に立脚する先進国にとっては、SATOYAMA概念は非関税障壁にさえ映ったというのです。裏返して言えば、そんな先進国の大量消費の犠牲になっていたことに気づきつつも、戻るべき経済概念が見つからなかった途上国の人たちにSATOYAMAは光明を与えた概念だったようです。

 私としては、軽い気持ちで参加したIPSIでしたが、そんな文明感的な雰囲気に呑まれて気持ち良いショックを受けて帰りました。

 渋川の活動で始めるつもりの「SATOYAMAファンド(仮称)」ですが、浜名湖流域なんていうせこい規模だけでなく、途上国の貧困脱出にも多少なりとも貢献できるように組み立てられないか?そんな大それた夢を描かせてくれた2日間でした。その帰りの車の中、名古屋市内で、M9.0の揺れの一部を感じて、なお一層その感が深まりました。

3・10-11 SATOYAMAイニシアティブ総会&フォーラム参加

わが「雲を耕す会」が現在会員登録申請を行っている、SATOYAMAイニシアティブの総会及び公開フォーラムが、3月10日と11日の両日名古屋で開催されました。

会員登録の前ではありますが、会の要請があり総会にて活動状況の発表の機会を得ました。概要は下記の通りです。

 SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ第1回定例会合

  テーマ「自然と共生に向けた第1歩」

  :3月10日(木)~11日(金)

  場所:名古屋市 名古屋大学野依記念学術交流館

  Img_1508

  主催SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)

  共催:環境省(MOEJ)、国際連合大学高等研究所(UMJ-IAS)

  目的

    【総会】IPSIの今後の運営や活動の方向付けを行うこと。

    【公開フォーラム】IPSIのメンバーのみならず、メンバー以外へもIPSI及び各メンバーの活動を紹介し、協力や連携を図ること。

  内容:(下記)

     IPSI総会(10日)

      運営規定の改正、運営委員の選定、事務局の指定、次回定例会の時期と場所

      協力活動案の発表(ここで我が雲を耕す会によるプレゼンテーション実施)

      その他

     公開フォーラム(11日)

      基調講演 (ジェフ・マクニーリ 国際自然保護連合 上席科学顧問)

      IPSIメンバー各団体の活動に関する発表

 SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は、生物 多様性条約第10回締約国会議(COP10)で立ち上がった組織です。

 今回の総会、公開フォーラムには世界各地より参加があり、総会等は日本語、英語(同時通訳有)で行われました。

  Img_1506

 我が雲を耕す会より、プレゼンテーションを担当する菅野副理事長、そして広報担当の竹内2名で参加いたしました。

 浜松から一気に世界の場へと駆り出されたようなとまどいも感じた本会でしたが、各国の代表からは活発な意見が出され圧倒されると共に、真剣かつ力強い発言に今後の展開に大きな希望を見いだすことができました。

 我が会にて実施のプレゼンテーションの中身は、主に現在進めている渋川地区の里山保全と地域活性化への取り組みです。

 ●雲を耕す会(英語名:NPO CULTIVATE A CLOUD)

   「SATOYAMA イニシアティブ from Hamamatsu」

  過疎化や地域産業衰退によって失われてしまった「自然と共生して生きる地域社会の姿(里山の景色と生活)」を、本来の地域の仕組みとして浜松全体からいろいろな人が支える方法を試し、実践することを目的とした活動

 今回参加した菅野副理事長からの報告は次の記事にて紹介いたしますので、ご覧ください。  

2011年3月 7日 (月)

渋川の森・コナラ植樹祭(4/10)へのお誘い

NPO法人 雲を耕す会会員のみなさんへ
今年初の、雲を耕す会主催イベント「渋川の森 コナラ植樹祭」への参加のお誘いです。
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昨年10月より進めて参りました渋川の森再生事業も順調に進んでいます。
皆伐が完了し、明るく生まれ変わった森には、既に2,000本のコナラの苗木が植えられています。
その素晴らしい景色を早く皆さんに見て頂きたい思いでいっぱいです。
これまで遠くから応援頂いた会員の皆さんに、是非この活動に参加していただこうと、植樹祭を計画しました。
アクセス等で不安をお持ちの方にも配慮しております。是非ご参加をお願いいたします。
皆さんの手で是非未来の森の誕生を後押ししてください。詳細は下記の通りです。
【イベント詳細】
 ・日時:4月10日(日) 10:00~15:00
 ・場所:渋川の森(集合場所より乗り合いで移動)
 ・アクセス:各自、集合場所、渋川郵便局周辺駐車スペースへ
 ・渋川まで来られない方の集合場所(駐車可能・集合時間は9:00です)
   ①北区 浜松市三方原町912 スポーツクラブ サムシン 駐車場(担当:池谷)
   ②天竜区 浜松市天竜区二俣町阿蔵114−2  
                 天竜浜名湖鉄道 天竜二俣駅 東側駐車場(担当:本島)
 ・服装、持ち物:作業のできる服装・靴、軍手、タオル、飲み物、昼食のための弁当等
  (クワ、ヘルメットは会にて準備いたします)
 ・参加者は会員以外に渋川住民有志の方を予定しています。
【注意事項】
 ・雨天中止とします。
 ・参加のご連絡はメールもしくは電話にて池谷事務局長まで(3月末まで)
   (連絡先はメール等にて連絡済)
 ・当日の連絡は池谷事務局長の携帯までお願いします。
   (連絡先はメール等にて連絡済)
 ・北区、天竜区に集合の方はその旨もお知らせください。
     皆さんのご参加を心よりお待ちしておりますsign03 

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