春野の和(なごみ)の家で行われる毎月の理事会、そこに向かう道すがら目にする「中山の森」は、驚くほど明るく気持ちのいい森に生まれ変わっています。
そんな山の間伐作業の様子を、秋晴れの昨日(10/12)直撃してきました
間伐は既に予定の半分ほど終わっているそうです。
山仕事に疎い私は、「間伐がどういう順序で、どういう方法で行われるのか?」全くの初体験でしたので、真っ白な心でみたままをお伝えしてまいります
細い山道の両脇の急斜面での作業は、見ているだけでも大変です。
先ずは伐採する木の選定
次に、「どの方向に倒したらいいのか?」を豊富な経験を元に決めます。決まれば牽引するためのもう一本の木を決め、ワイヤーで結びます。
木が倒れる際に、枝などが他の木を傷つけないか?高圧線に当たらないか?
それは慎重にならねばなりません。熟練した厳しい目を光らせる場面ですね。
さて、ここでいよいよ「根切り」と呼ばれる作業がスタート
幹の根元近くにチェーンソーで両側から切れ目を入れます。
ダイナミックかつ緻密な作業に息を呑む瞬間
次にワイヤーを牽引し地面に木を倒します。
お見事!計算通りの方向に木が横たわりました
続いてカットしていくのですが、木の曲がり具合を見ながら、長さを3m、4mと都度判断しながら切れ目の印付けをします。この判断を一瞬でしてしまう鈴木末吉さんの姿にほれぼれしてしまいました
「木に教えてもらいながら切っていくんだよ」の言葉がすべてを物語っていますね。
カットした木を山道に引き上がるのも大変な作業です。急斜面をどういう方向で引き上げたらいいのか?の判断も気が抜けません。
ここで活躍してくれるのが、ラジコンキャリー
リモートコントロールで自由自在に働いてくれます。彼も15年の熟練マシンです。彼によって運ばれた木は井桁に積み上げられ、材木問屋などへの出荷を静かに待つことになります。
一連の作業の内、機械はチェーンソーとラジコンキャリーのみ!後はすべて仕事人の手作業なんです。大型機械も入らない狭い場所では地道な仕事人の腕頼りです。
「根切り」だけなら、ひとりで一日杉の木なら30本ほどこなせるそうです。桧は枝が堅く他の木を痛める危険性も高いので、慎重になる分半数になるとか…。
とはいえ天候次第の作業でもあり、自然と対話が不可欠、また木に教えれながらの作業は、豊富な経験を必要としますね。
一連の作業を見て、何か神がかった所作にも思えた私です。自然と共存しながら生きていく人間の姿を見た気がします。
今回取材に応じて下さったのは、会員でもある鈴木末吉さんと、佐藤さん。次の記事でこのお二人を紹介いたします。
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