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2011年10月

2011年10月22日 (土)

バルカンの旅 ギリシア

ギリシァはバルカン半島の南端、北へ向かうにつれ、金平糖の様々な色をぶちまけたように多民族が入り混じる。人種の坩堝(るつぼ)と化し、金平糖の角突き合わせて、バルカン半島はヨーロッパの火薬庫となる。
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風景はどこまでものどかだ。緑の谷に花が咲き、丘の頂に教会の塔が見える。プリマベーラの春の女神がほほ笑む。
森が深くなる。新緑の傘の下、緑のシャワーを浴びたよう。途中、『成人の骨』というお菓子を由紀さんからもらった。ふわふわと粉が空高く舞い上がり、食べるときは息をしてはいけない。ちょっと苦しい思いをするがとても美味しい。
森を抜けると、平地の真ん中にピニネス川がゆったりと流れていた。オリーブ、小麦、ひまわり、トウモロコシ、ギリシァ最大の穀倉地帯だ。西の方に雪をいただくピンドス山脈が連なる。2500メートル級の急峻な山を越えて、遊牧民はバルカン半島を移動する。